夜に散歩しないかね

藤田和日朗作 1993年 週刊少年サンデー掲載



連続殺人事件。

被害者の身体の全面がない。

作ろうとしたのは死体を塗り込めた絵。


「きっとそんな闇はみんなもってるものだもの・・・

みんなそれと一緒に生きてるのよ。

そして闇の自分を追い払おうと思うから綺麗になれるん

だわ」


すべては認めることから。

日常的な例えになりますが、自分がうっかり者だと自覚

があれば一所懸命メモを作って「うっかり」がないように

努力しますもんね。

結果「うっかり」がなくなって「しっかり者」になる。

そんなもんです。


「血が好きだって言ったかい、君。

僕と・・・同じ・・・さ。」

「武道家がそうなればただの人殺しだ。」

「どうしたら良いかわからぬまま探偵をやってる」


逃げてなんかいませんよ。

自分の性質が怖いものだって気づいて、それをダメだっ

て判断できたんでしょ。

頑張って自分自身を止めて女の子も助けた。

立派に対決してるよ。

ふたりは結ばれたらしい。

きっとおたつく秋平を沙夜子さんが頑張って落としたん

だ(笑)



藤田和日郎短編集 夜の歌(1) (少年サンデーコミックス)





2021年1月 編集再掲載

2010年12月8日 初出

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